「隣の人に勧められた本は読むのに、amazonで高得点を取っている本には見向きもしない。なんでなんだろ?」
物と人の距離を縮めるためには,人が興味を持つ必要がある。興味が無い物に人は自分から寄付こうと思わない。
人は他人の行動に興味を魅かれやすい。「口コミ」や「オススメ」もその一例と言える。
単にドキュメントやソフトといった「物」と顧客やエンドユーザーを繋ぐために,間に開発者や営業といった「人」を仲介するのが良い例である。
だから,コミュニケーションは大切なのである。
「隣の人に勧められた本は読むのに、amazonで高得点を取っている本には見向きもしない。なんでなんだろ?」
物と人の距離を縮めるためには,人が興味を持つ必要がある。興味が無い物に人は自分から寄付こうと思わない。
人は他人の行動に興味を魅かれやすい。「口コミ」や「オススメ」もその一例と言える。
単にドキュメントやソフトといった「物」と顧客やエンドユーザーを繋ぐために,間に開発者や営業といった「人」を仲介するのが良い例である。
だから,コミュニケーションは大切なのである。
しかし,ソフトウェアで薄利多売を実現することは難しく,受託開発によるビジネスモデルが当たり前になっていると感じる。
薄利多売を実現するためには,売れるソフトウェアを大量生産し販売する事を意味するが,このビジネスモデルは大きなリスクを孕んでいる。もし不具合が見つかった場合,回収/修正/返送費用がかかり,売上が一瞬で消し飛んでしまう。
このビジネスモデルを実践しているのが,主にゲームメーカー,一部のビジネスソフトメーカー,特定用途向けソフトウェアメーカーぐらいである。
成功しているメーカーが少ない事から,リスクの削減が難しく,利益も不透明で不確定要素が強いと思われる。
一般的なソフトウェアハウスでは,薄利多売のビジネスモデルを成功させる道は無いのだろうか。
メーカー系とは,自社で機器を開発する企業を意味する。
ソフトハウス系企業とは比較にならない程業務範囲が広い。
一つの製品を創るのに多くの企業と提携し,それらの企業との調整も必要となる。
今関わっているプロジェクトは,初期メンバーが地道に様々な所へ提案活動をして回った結果,糸口を掴み,様々な企業とのパイプが繋がり始めた。
それは,最初の提案活動で名前を売り歩いた成果だと聞く。
様々な企業との連携は,簡単で綺麗なものではない。自分達の得意分野を活かし,お互いの利益を守り,チャンスがあれば別のビジネスを広げるべく,虎視眈々と狙っている。真に弱肉強食の世界。
いずれにしても,先は点から始めなければならない。点から始めるためには,他者が持っていない強力な武器と,地道な努力が必要であり,どちらが欠けても上手くいかないだろう。
強力な武器があれば,他者が現れても,自分達のポジションを奪われる事なく,ビジネスを進める事ができる。
ただし,そうやって勝ち取ったビジネスも,数年立てば模造品,類似品が出回り,利益回収は困難になる。
だから,安堵すること無く,新しい商品やサービスを次々開発しなければ生き残れないのである。