平鍋健児さんのtweetを見て読んだ記事を紹介します。
現在、僕はメーカー系企業で働いています。お仕事は製品開発。
子供の頃、「LEDゲーム機」を買ってもらい、分解して基盤やLCD画面を見ながら、「この機械の上で動くプログラムを作ってみたい!」との強い願望が実現となり、独立系の中堅ソフトウェアハウスに就職。夢を叶えることができた。
それから、17年。
今度は「製品の仕様から携わりたい」との思いが強くなり、上流工程のお仕事ができるメーカー系企業に転職しました。
ある意味下請け的なお仕事しかしらない中で、いきなりメーカー系企業に転職し、その業務範囲の広さと、考えなければならない事柄の多さに驚きました。
でも、ソフトウェアハウスで足りないと感じていた事が実現できて、日々充実しています。
さて。
先の記事を読んで思った事は、「自分のやっているお仕事を、とても上手に説明してくれる記事だな」と思いました。
会社では、ソフト屋さん、ハード屋さん、営業さんが協力してそれぞれの役割を果たし、製品開発に取り組んでいます。先の記事ととても似た状況です。
この記事を読んで、僕が一番理解して欲しかった事が1つあります。
それは、「正解を自分で見つけなければならない」という事です。
お客さんが買って下さる製品を開発するためには、お客さんに「何が欲しい?」と聞いてもダメなんです。「これこれ!これが欲しかったんだよ!」と言って頂けないと、買って頂けません。
で。
世の中で売れている製品を、同じ値段/同じ機能で発売しても、売れる可能性はとても低いのです。
だから、何が売れるか自分で考えて、それが市場で受け入れられるか調査して、「これで行ける!」というストーリーを自分で作り出さなければならないのです。
そして、「これで行ける!」というゴールが設定できれば、次は実現手段を考えなければならない。この記事では、「ゴールへの道程」が記されているのですが、世の中に無い製品を作り出すことは、並大抵ではない、ということを実感頂けるのではないでしょうか。
そういう目線で、世の中の製品を見ると、新しい発見があるかもしれませんね。
今月で終わりますが、製品開発のお手伝いをしていました。
返信削除そこの、お客さんに届けたい言葉ですよ。かなりの片思いというか肩重いで終わりましたw
Fukanoさん、コメントありがとうございます。
削除そうですね、僕も自分の戒めとして心に刻みたいと思いました。