2010年2月16日火曜日

ペアプログラミング

XPのプラクティスの中で注目度の高いプラクティスの一つである「ペアプログラミング」、通称「ペアプロ」。

「XPを知ってますか?」と聞くと、殆どの方が「TDDとかペアプロするんですよね」と答える、XPの代名詞と言っても過言ではないプラクティスである。

TDD、リファクタリング、コード共同所有、シンプル設計、ペアプロなど、開発に直結するプラクティスの内、ペアプロだけが一人で試すことができない。できないからこそ、注目度が高いのではないのだろうか。

或いは、「2人で1台のパソコンを使って開発すると、生産性を落とさず高品質になる」という、従来の考え方(個々人の能力の高さが生産性と品質に直結する)と相反する考え方だからだろうか。

私は、両方の理由からペアプロに挑戦しようと考え、約3年間取り組んできた。
その経験から学んだ事は、「ペアプロは、ペアを組む相手により結果が変化する」という事である。
 特に、ペアプロを有効と感じないメンバーが居るプロジェクトでは、上手く機能しない。つまり、2人1組で開発することの弱点となる。

ここを上手くクリアできなかればべ、ペアプの有効性を感じることは難しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿