フィードバック頂けてありがたいか限りである。
■誤解の原因
上記の指摘は至極最もなものである。
前回の記事は、リファクタリングを理解していない人に向けて書いたにもかかわらず、リファクタリングの前提条件、理論、メリット、デメリットを一切説明していなかったため、当然の反応である。リファクタリングを理解する前の僕でも、同じ様な反応をしたかもしれない。
先の質問に対する答えだが、リファクタリングは、「ダメなプログラムのパターン」と、「ダメなプログラムを改善する手順」がセットになって記載されているのだが、「ダメなプログラムを改善する手順」しか書いていなかったため、誤解を招いたのである。
■リファクタリングを理解する方法
リファクタリングを理解するためには、やはり「リファクタリング ― プログラムの体質改善テクニック」を読んで理解のが最短である、と思う。
Amazonを覗いてみたら、結構いいお値段である。
コレクター商品まである。(残り1冊)
- 価格 ¥5,040円
- 中古品 ¥ 4,143円
- コレクター商品 ¥ 10,080円
Webで最も「リファクタリング」のことが詳細に明記されているのは、「オブジェクト倶楽部」である。このサイトには「ダメなプログラムのパターン」と、「ダメなプログラムを改善する手順の名前」が記されていて、具体的な手順は記載されていない。これは、上記書籍を読むことが前提となっているからである。
忘れてしまったが、改善手順もけっこうな数量があり、その全部をwebに転記するのは面倒な作業だ。
でも、情報としてwebにアップすることで、正しいリファクタリングが広がれば、それはそれで良いことだと思う。著者からのクレームが怖いところではあるが。
何を変える? 何に変える? どのように変える。って事と思っています。それをふまえて優先順位をつけることが大切だと思います。
返信削除しかし、管理者様が、プラクティスの実践でリファクタリングを最後に着手したのが意外でした。
■fukanさん
返信削除とても素晴らしいご意見、ありがとうございます。おしゃる通りです。
リファクタリングが最後になった理由ですが、僕の抱えていた課題が、(1)ペアプロ、(2)TDD、(3)デザインパターンの3つで大幅に解決したからです。
「(XP本に)折角書いてあるんだから、ついでに試してみよう」程度に始めたのですが、その素晴らしさに魅了されてしまいました!