日本最大級のアジャイルイベント「AgileJapan」で、初登壇を果たした。
僕がアジャイル開発(エクストリームプログラミング)を会社に導入を決意したのは、2004年。
この頃、エクストリームプログラミングに関する情報は書籍しかなく、独学で学ぶしか手が無かった。
切実に「知っている人が居ればいいのに」「仲間が居ればいいのに」と、なんど思ったことか分からない。
それでも、なんとか1年掛かってエクストリームプログラミングを導入できた。
その時、成功の喜びと、それを分かち合う仲間が居ない寂しさを味わっていた。
昨年は、「公募セッション」に応募するも、辛くも落選。替わりに「パネルセッション」に参加。
東京の本会場に1日滞在した。
その時、人見知りな性格が災いし、顔見知りの方数名と、僕の展示に興味を持って頂いた有名な方とお話させて頂いた以外、誰ともお話できなかった。
「東京でもっと知り合いを作ろう!」と思ってい野望は脆くも崩れ去り、早々に退散した。
そして今年。
前川さんからのお誘いで、「パネツセッション」に参加させて頂いた。
パネリストは、平鍋さん、土屋さん、山根さん、久保さんと、アジャイル界の重鎮たち。
司会者は、AgileJapan実行委員長、西河さん。
こんなメンバーに入って大丈夫なのか!?と少し心配にはなったが、「プロジェクトファシリテーションパーティー」でパネルの司会者も経験したし、だいぶ精神的な余裕は持てていた。
当日、参加者は規定の200人を突破し、250人の超満員状態。
各セッションで立ち見が発生するという異例の状態。
AgileJapanの人気ぶりを肌で感じた瞬間だった。
僕の参加したセッションも、満員御礼状態。
そんな中、アジャイル界隈の重鎮と、あたりまえの様に対等な議論を展開する。
「アジャイル」を知っているからこそ、共感し、共鳴できるんだと感じる。
参加の皆さんは、聞き逃すまいと、聞き耳を立て、ある方はパソコンに打ち込み、ある方はメモ帳にペンを走らせる。
後半、議論がヒートアップすると、会場内のペンを走らせる「カリカリ」音が、どんどん大きくなった。
どんなメモを取って頂いたのか分からないが、参加者に気づきを与えられたのではないかと、手ごたえを感じた。
終了後、憧れの存在だった方々と肩を並べてセッションできた事に、改めて自分が成長した事を確信できた。
また、地元だけあって、多くの方が僕に声を掛けて下さり、とても嬉かった。
驚いたのは、熊本からいらっしゃった方が、「西さんはいい人だと聞いてお逢いしたかった」とのありがたいお言葉を頂いた。
更に、「プロジェクトファシリテーションパーティーのアイスブレイク、とってもすごかったです」との言葉まで頂き、有頂天になってしまった。
僕の活動が、間違っていなかったんだと確信することができた。
もっと情報発信しつつ、「クストリームプログラミング」の普及に尽力したいと強く思った。
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