2013年1月16日水曜日

TDDBC 大阪 3.0 外伝 参加。

という訳で、翌日開催された「2013年はじめのTDD Boot Camp in 大阪 外伝」に参加しました。

参加理由は、 @kyon_mm さんが参加表明したからです。嗚呼ミーハー。


昨日同様、早朝から会場入り。
会場に1番に到着。

9:30の朝会で、「VC++用の開発環境ができてない」との報告があり、サクサクッと環境を構築。
万全の準備で望むことができた。


午前中、 @irof さんのセッション。

「あたりまえの事を、あたりまえに実施する」と、静かに語っていた。

「バグが出るのはあたりまえ」
「あたりまえなのに、”特別なこと”と捕らえるからおかしなことになる」

なんて。
品質保証部が聞いたら怒鳴り込んできそうな内容だった。

ある意味核心を突いた内容だと思った。



そして、渡辺さんのセッション。

「ユースケースからTDDを導く」的な内容。
自分が実践している内容だったので、共感を得られてよかった。


そして午後はTDDの演習。
C++チームのTAとして、参加した訳だが、全員 GCC + GoogleTest という事だった。
折角作った VC++ の環境はお蔵入り。(T^T)

* * *

参加者を見回ってて気付いた事をまとめておく。

  • TDDとペアプロは、必要なスキルが異なる。

  • アイスブレイク無しに、見ず知らずのペアが打ち解けるのには30分くらい時間が掛かる。

  • TDDを実践するためには、ペアプロ、デザインパターン、リファクタリングの3つの基礎スキルが必要。

  • 1日や2日のペアプロ体験では、頻繁な交代、休憩が実践できない。モノづくりに熱中してしまう。

  • TAを勤めるには、TDD、ペアプロ、デザインパターン、リファクタリング、開発環境、言語のスキルが必要だと感じた。あと、ファシリテーションスキルも。

  • 日本人は真面目。単なる勉強会にも、業務レベルの考えを持ち込む人が居る。

  • 悩んでいても、人に聞かない。「聞き方」が分からないんだと思う。

  • TDDすら知らない初心者に、いきなりリファクタリングが必要なお題を出すのは、参加者が混乱してしまう。最初は一緒にコードを書いて、少しづつレベルをアップさせる内容の方が、学習効果が高いと感じた。
こんな所かな。



今回、TAという形で、参加者の皆様にTDDを多少なりともお伝えする機会が得られたことにはとても感謝している。

@irof さんを始め、スタッフの皆様には最大級の感謝を贈りたい。

スタッフの皆様、参加者の皆様、お疲れ様でした。

2 件のコメント:

  1. TAお疲れ様でした!
    教えて頂いた、ToDoリストに見積もり時間と実作業時間を記入していくというのは、かなり衝撃的でした。
    自分でもTDD手法というのをまとめてみたいと思います。
    ご指導ありがとうございました。

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  2. 川辺さん

    >教えて頂いた、ToDoリストに見積もり時間と実作業時間を記入していくというのは、かなり衝撃的でした。

    XPではあたりまえです。(爆)

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