2011年8月28日日曜日

たった5つのステップでガントチャートができる!OpenProjを使った簡単ガントチャート作成術


いままでExcelを使ってスケジュールを作成していたが、フリーでよさげなツールが無いかと探してみたところ、「OpenProject」というツールを発見。使用レポートを書いてみた。




OpenProhectはこちらからダウンロードできる。

■SourceForge[OpenProj]


GigaZineに、試用レポートがあるので、こちらも参考にした。

■GigaZine Microsoft Projectの代替ソフトウェアとしてプロジェクト管理が可能でガントチャート表示もできるフリーソフト「OpenProj」


注目すべきは下記のコメント。
また、Microsoft Projectのファイルを開いたり保存することも可能です。ただのビューワーではなく、実際に編集できるのでかなり便利。メニューなどはほとんど日本語化されており、抵抗なく使うことができます。
そう、8万円相当のMS-Projectと互換性があるのだ!
これを使わないのは勿体無い。

早速ダウンロードして使ってみたが、MS-Projectでガントチャートを作成する操作が一通り可能であることを確認した。気になった点は下記の通り。下記内容に目を潰れるなら、OpenProjectという選択子もアリだと言える。

  • セルに入力する際、連続入力するのにコツがいる。
  • 印刷機能が貧弱。

早速、カンタンにガントチャートを作成するステップを紹介したい。この方法に慣れれば、もうExcelに戻る気が失せるのではないだろうか。

  1. プロジェクトを新規作成する。
  2. 休日を設定する。
  3. 作業項目を入力する。
  4. 見積時間を入力する。
  5. 作業項目をリンクする。







1.プロジェクトを新規作成する。

[OpenProj]アイコンをダブルクリックする。「CreateProject」を押す。


「Project Name」と「Start Project」を入力する。

新規プロジェクトが表示される。








2.休日を設定する。

案外忘れがちなのが「休日設定」。これを忘れると、スケジュールが予定より前倒しになってしまう。忘れずに設定しよう。

[ツール] > [ワーキングタイムの変更] をクリックし、「Change Working Calender」を表示。


「休日」をクリックし、左メニューの「Non-working time」をクリック。
ここでは、8/16を休日に設定した。









3.作業項目名を入力する。

いよいよ作業項目と実施時間を記入する。
作業項目と見積時間は、ガントチャート作成前に、あらかじめ検討しておこう。


作業項目を記入する。
改行すると、F2キーでセルを選択しないと入力できないので要注意。


インデントを設定する。
インデント対象項目を選択し、画面上部のインデントアイコンをクリック。






4.見積時間を入力する。

各作業項目毎に見積時間を入力する。


見積時間を入力する。






5.作業項目をリンクする。

最後、に各作業項目をリンクさせると、一瞬でスケジュールが完成する!

作業項目を選択し、画面上部のリンクアイコンをクリック。







スケジュールを変更する際、「休日設定」と「見積日数」を変更することになるが、これらを変更すれば、即座にガントチャートに反映される。

Excelマクロで実装することも可能ではあるが、MS-Projectとの連携や、操作性がMS-Projectに近い点も、OpenProj の優位性の1つである。色々触って、その便利さを体験して欲しい。

一度お試しあれ。


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