自分の中でとても勉強になった内容だった。
XPのプラクティスをワークショップ形式で実践する中で、3つの大きな難関がある。
1.デザインパターン
2.リファクタロング
3.TDD
デザインパターンは、まずオブジェクト指向を理解していないと厳しい。
しかし、Java、VB、Ruby、PHP、C++など、オブジェクト指向言語が流行していることもあって、だいぶ敷居が下がったように感じる。
TDDは、パソコンを用意できないことがネックだったが、最近3万円~5万円と比較的安価に購入できる状況になってきた。おまけにフリーの開発環境も充実してきており、だいぶ敷居が下がった印象がある。
リファクタリングは、そもそもTDD前提なので、TDDができないと難しいが、PCの価格低下に伴い、実施できる環境が整ってきた。
今回、思い切ってデザインパターン入門編を実施してみた。
また、参加者にPCを持参頂くことを前提とした。
10名の参加者にお越しいただき、無事開催できて一安心した。ただ、僕も手探りの状態で、教材の作成に色々悩んだが、色々と多くの課題を残す結果となってしまった。
ふりかえり
■Keep
- 無事開催できた。
- 10名の方にご参加者頂けた。
- 参加者に合わせて、複数の言語(5言語)でサンプルを用意し、参加者増加に繋がった。
- 5言語開発して、自分のスキルアップに繋がった。
- 自分の説明内容で、足りていない箇所が明確になった。
- シーケンス図
- デザインパターンの使用目的、メリット、デメリット
■Problem
- 「デザインパターン」の使い方を伝える事が目的となってしまい、目的を伝えられなかった。
- 適切なパターンが適用できていなかった。
- 参加者へパターンを考えさせる機会が無かった。
- 説明資料にミスが多々あった。
■Try
- 目的、メリット、デメリットを伝える。
- 適切な例題を考える。
- いっそのこと、少し大きめのアプリを作ってしまう
- 複数言語を継続して使用する
というわけで、「TDD入門」と「リファクタリング入門」を、複数言語で実施したいな、という欲望に駆られている。
それから、懇親会で、「TDDってペアで設計してレビューしながら開発すると効率いいですよね」とのコメントを頂いたが、「そんなあたりまえの事を言うなんて……」と、少々衝撃を隠し切れなかった。
これの発言は、「ウォーターフォールで品質を確保するための開発プロセス」が十分実施できていないのではないか、と想像してしまう。
というわけで、僕が考案した「効率的かつ効果的WFセミナー」なんかも実施したくなってしまった。
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