- P:Plan (計画)
- D:Do (実行)
- C:Check (評価)
- A:Acton (改善)
計画して実行した結果を評価し、問題点を改善し、次回のプロジェクトにフィードバックする。
ここで「フィードバック」という言葉が出てくる。
しかし、ソフトウェア開発において、「フィードバック」はどの程度実施されているのか疑問である。
「フィードバック」を明確に説明し、なおかつ意味のある「フィードバック」を実践できている人がどの程度居ているのだろうか。
少し話が逸れてしまった。XPの話に戻そう。
XPで言う「フィードバック」とは、「PDCA」という言葉すら意識しない、本当に身近な所からフィードバックを得ることが重要であると説いている。
- 実際に動作するプログラムから、フィードバックを得る
- 顧客から直接フィードバックを得る
- テストでフィードバックを得る
例えば、[1.]の場合、机上で実現方法を悩むより、実際に動作する動作するプログラムを作り、問題点を早期に抽出する。その結果、悩む時間を削減することが可能となる。
[2.]の場合、顧客に動作するプログラムを見せて、仕様を決めてもらう。顧客の悩みを取り除くと同時に、顧客と開発者双方が合意した仕様を早期にFIXすることが可能となる。
[3.]の場合、TDD(テスト駆動型開発)でテストスィートで自動テスト環境を作って、新規にバグが組み込まれていないか確認する。開発後半で発生する障害を削減し、素早いリリースが達成可能となる。
以上の様に、様々な場面で意識的に「フィードバック」を得ることで、開発を加速することが可能となる。
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