ドキュメントが必要か不要か,現場の担当者なら判断できたのではないだろうか。それに対し,どこかからか圧力がかかり,「ドキュメントを書くな」という指示がくだったのではないかと想像している。
新たに使おうとするモノ・コト・概念は,間違っている可能性を秘めているのだから,リスク管理が必要だが,それが不十分だったのではないだろうか。または,「これぞ銀の弾丸」だと考え,書かれている内容を理解せずに導入してしまったのではないだろうか。
先日呑み会で友人から「完全なアジャイルではありませんが,ウォーターフォールとXPを組み合わせたやり方で開発しています」と言われた。
僕は「完全なXP」という言葉に違和感がある。チームが最大限の力を発揮する手法が「XP」であり,XPのプラクティスを全て実践することがXPの目的ではないはずである。
先のチームは,自分達にとって最適なモノはなにか考え,そして「ウォーターフォール+XP」という結論を導き出したに違いない。
単に聞きかじったコト・モノ・概念を信じだけでなく,自分達が必要かどうか判断することが大切である。
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